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梅崎 潤平 (伊万里農林3年)投手

Category : 選手レポート
梅崎 潤平 (伊万里農林3年)投手 171/65 右/右

1年夏に甲子園での登板を経験し、MAX143キロを記録するまでになったと評判の投手でした。最後の夏の投球を見る限りは、常時130~135キロ強ぐらいのストレートに、縦横2種類のスライダーに、カーブ・チェンジアップなどを織り交ぜていました。

(第一印象)

凄みはないのですが、「間」の取り方が非常に上手かったり、ボールの出し入れができる投球術など、高いピッチングセンスを感じます。ただ普段はコントロールが安定しているのですが、たまにフッと甘いところに入り、龍谷戦では痛打を浴びていました。

(長所)

投球のメリハリ・間合い・コントロールと、極めて高い次元で投球を組み立てています。昨年よりも、コンスタントに5キロぐらい速くなっていますし、勝負どころでは135キロ越えるような勢いのあるボールも観られます。

左打者の膝元に食い込んで来るスライダーのコントロールには、非常に素晴らしいものがあります。また右打者の胸元にも厳しく突くことができ、普段は外角で投球を組み立てていても、状況次第では内角への投球も可能です。

フィールディング・牽制・クィックも1.0~1.15秒以内の素早いクィックができるなど、投球以外の部分もしっかり出来ています。さすがに下級生の時から、全国レベルの野球を体験してきたと思わせる洗練されたものを感じます。

前に大きくステップさせることで「着地」のタイミングを遅らせており、また身体の「開き」も早くはありません。そういった意味では、ボールに凄みがなくても、合わせやすいわけではないと考えられます。あとは、甘く入る球を、減らす努力が求められます。

(課題)

グラブは身体の近くにあるので、両サイドの投げ訳は悪くありません。ただ足の甲の押しつけは、つま先のみで浅く、思いっきり投げるとボールが上吊りやすいようです。

お尻が一塁側に落とせないフォームの割に、カーブを結構多投しますので、身体への負担は少なくなさそうです。また腕の振り下ろしにも無理があるので、肩への負担も少なくありません。故障の可能性もあるので、身体の手入れには充分注意したいところ。

(今後は)

投げ込むボール自体には絶対的なものはありませんが、しっかり投球ができるので、レベルの高いところでも野球を続けられると思います。今後も更なる成長ができれば、大学や社会人などでの活躍も期待できる素材であり、注目して行きたい投手でした。きっといつか、何処かの全国大会で出会えそうな投手です。
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テーマ : 野球全般
ジャンル : スポーツ

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