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畠山 啓太(高知・宿毛2年)投手

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畠山 啓太(高知・宿毛2年)投手 179/70 右/右

2012年度世代において、高知で最も速い球を投げ込む投手。均整の取れた体格から、常時130キロ台後半~MAX140キロを記録。来年の高知を代表する投手という位置づけを越え、ドラフト候補としても注目されそうな素材。同校では、2000年に横浜ベイスターズに4位指名された 東 和政 投手以来の逸材と言えよう。

(第一印象)

東は、アーム式のスリークオーターだったのに比べると、畠山はオーソドックスな右本格派。ただまだ基礎体力・基礎技術は不足しているようで、長いイニングはあんまり投げられないようだった。私が観戦した高知高校戦では、あらかじめリレーが前提であり、いけるところまで行くといった感じで先発していた。

(長所)

すでに正真正銘140キロを記録するなど、スピード能力は確かなものがあります。まだまだ体は出来ていませんが、投球フォームの土台は悪くありません。夏までに、どのぐらいの投手に育つか楽しみです。

右打者には大雑把ですが両サイドに投げ分けられますし、左打者にも四球で自滅するといったほどの荒々しさはありません。縦に割れるカーブが低めに決まり、緩急をつけたり、カウントを整えたりできています。

クィックは、1.0秒前後と、極めて速く投げ込めます。ただ上手く牽制を入れたり、間合いを図ったりとか、そういった部分には、まだまだ物足りません。

(課題)

特に左打者の外角に、ボールが高めに抜けてしまいます。ボールの勢いが落ちてくると、この辺の球が狙い打たれそうです。

お尻が一塁側に落とせない上に、着地までの粘りもそれほどではありません。そのため将来的に、投球の幅をいかに広げてゆくのかが課題ではないのでしょうか。

振り下ろした腕が体に絡んでこないように、「球持ち」がもう一つです。その辺が指先の感覚の悪さや粘っこい投球に欠ける要因かもしれません。

(将来に向けて)

すでに130キロ台後半~140キロぐらいを連発できますから、夏までには常時140キロ台~中盤ぐらいまでは期待したいところ。ただ攻めのバリエーション・投球術・制球力など総合力では発展途上。

そういった意味では、高校からプロに行く素材なのか?と言われると微妙です。今後爆発的に伸びれば充分可能性があると思いますが、彼が本格化するのは大学や社会人などに進んでからではないのでしょうか。

それでも四国ではトップクラスの球速の持ち主だけに、ぜひ覚えておいて損はなさそうです。最終学年の成長ぶり、ぜひ見てみたいですね。

(2011年夏 高知大会)
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