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間津 裕瑳(早鞆 2年)投手 

Category : 選手レポート
間津 裕瑳(早鞆 2年)投手 171/68 右/左

MAX144キロを誇り、中国地区屈指の速球派と言われている投手だとか。もし選抜に選ばれれば、大会を代表する投手として、注目される一人になりそうだ。

(第一印象)

身体は大きくないのだけれども、実に力のある球を投げ込んでくる。そういった馬力みたいなものは、2年生の秋の時点では、かなりもの。荒削りだけれども、そういった馬力には、オッ!と思わせてくれるだけのものがあり、噂に違わない投手だと思った。

(投球内容)

恐らくそのボールの勢いからも、常時135~140キロ台前半をコンスタントに刻んでいるように見える。ただ球速表示が出るだけでなく、ボールは手元まで伸びているし、球威を感じさせるボリューム感のある大人の球。ただこの球が上手くコントロールできず、特に外角高めに浮いたところを倉敷商打線に掴まり、初回5失点を期して破れてしまう。

また変化球は、曲がりが早いスライダーとのコンビネーションで、他にフォークのような沈む球と、何やらツーシームようなシュート系の球も織りまぜてくる。ただ制球がアバウトであり、投球をしっかり組み立てるというレベルにはなく、速い球をストライクゾーンにめがけて投げ込んで来るといったラフなピッチング内容。

ただ経験は豊富なのだろうと思う、それはマウンド捌きも堂々としており、牽制やクィックなどの技術も、一定レベルに達しているからだ。ということで、課題は制球力と単調なコンビネーションにあるのではないのだろうか。

(投球フォーム)

一見力投派ではないかと思うのだが、足の引き上げは小さくフォームの入りもおとなしい。お尻をヒップファーストできるフォームではないので、典型的なスライダーやチェンジアップなどの球種で勝負するタイプ。ただこの投手の投球には、チェンジアップのような球は殆ど見られない。

どうしても足の甲での地面の押し付けが浅いので、ボールが高めに浮いてしまう。グラブの抱えや「球持ち」自体は悪いとは言えないのだが、アバウトな制球の最大の原因はソコだろう。

またテイクバックした時に、肘が両肩を結ぶラインより下がってから押し出すようなリリースになり、肩の故障の原因にもなりかねないのは気になる材料。

(将来性は)

小柄な右投手ということを考えると、高校からプロに行くとは考えづらい。ただ冬の間順調にパワーアップを図れば、選抜では140キロ台中盤を連発しても、おかしくはないだろう。

それに加え制球力や実戦的な投球を身につけてゆけば、大学を飛び越え社会人から話が来てもおかしくはない素材。いずれにしても来春も中国地区を代表する速球派として、高校野球では注目されて行く存在になりそうだ。高校野球ファンなら、ぜひ一度見ておくことをお勧めする!

(2011年 秋季中国大会)
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テーマ : 野球全般
ジャンル : スポーツ

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