スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

山口 瑠偉(浦和学院 新3年)投手

Category : 選手レポート
山口 瑠偉(浦和学院 新3年)投手 180/80 右/右

均整の取れた体格から投げ込まれる球は、時々オッ!と思わせるものがあります。しかしそういった球が持続できず、まだその能力を生かしきれていないですし、まだ投球全体のまとまりが悪い印象が否めません。

(投球内容)

ストレート 135~140キロ台前半

時々素晴らしい球がありますが、普段は135キロぐらいでしょうか。右打者には、外角中心に集めるコントロールがありますが、左打者には甘く入ることも少なくありません。

変化球 スライダーなど

本当に変化球らしい変化球はスライダーぐらいで、チェンジアップ系などがないように思います。恐らくカットボールやツーシームなどに見える球は、意識的に変化をつけているのでしょう。。

その他

ランナーを刺すぐらいの、勢いのある牽制が見られます。またクィックも1.15~1.20秒ぐらいと、基準レベルの動きは魅せます。ただ野球センスに優れたタイプというよりは、肉体の資質が優先するタイプ。

(投球のまとめ)

投球に大きな破綻がない一方で、何か特別なものもありません。特に要所での甘さがあり、上手くメリハリが効かせられないところが残念。どうしても、納まりの悪い投球を繰り返します。持っている潜在能力は感じますが、それを充分に発揮できていません。

(投球フォーム)

ワインドアップで振りかぶり、足を勢い良く高い位置まで引き上げます。また軸足一本で立った時のバランスもよく、ここまでは非常に良いフォームだと言えるでしょう。

<広がる可能性> ☆☆

前に倒れ込むように重心を沈ませるので、お尻は一塁側に落とせません。そのため体を捻り出すスペースが確保できず、カーブで緩急をつけたりフォークのような縦の変化に適しません。「着地」までの粘りを最低限作れているのは救いですが、充分に体を捻り出す時間を確保できているというほどではないようです。そのためスピードのある、小さな変化球を中心に投球の幅を広げて行くしかないようです。

<ボールの支配> ☆☆☆☆

グラブは内に最後まで抱えられており、両サイドの投げ分けは安定。足の甲でも地面を押し付けられているので、ボールもそれほど上吊りません。またボールも前で放せているように、「球持ち」も悪くは見えません。細かいコントロールがありませんが、大きく乱れるタイプではないでしょう。もう少しリリースが安定してくれば、もっと良いコントロールを身につけられるのではないのでしょうか。

<故障のリスク> ☆☆☆

お尻を落とせるフォームではありませんが、カーブやフォークを多投するわけではないので問題はないのでは?腕の角度はありますが、無理な振りぬきではありません。そういった意味では、動作自体負担がかからないわけではないのですが、悲観する必要はなさそう。

<実戦的な術> ☆☆☆

「着地」までの粘りは平均的で、体の「開き」も特に可も不可なしといった感じ。少し気になるのは、振り下ろした腕が体に絡まないように、腕の振りがもう一つな点。しかしボールへの体重の乗せ自体は悪くないので、今後もっとウエートの乗った良い球を投げられる可能性は感じます。

(最後に)

「球持ち」は良いですし、「体重移動」も良くなりそうなので、出しきれなかった潜在能力が花開く可能性は充分あると思います。ただそれが高校生の間なのか、それとも卒業後なのかはわかりません。

持っている潜在能力は高そうなので、それを高いレベルで引き出すことができるのか、今後の成長に注目。一冬超えたセンバツ大会で、どんな投球を魅せてくれるのか密かに楽しみにして待ちたいと思います。

(2012年 夏)
スポンサーサイト

テーマ : 野球全般
ジャンル : スポーツ

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。