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間宮 宏樹(県岐阜商3年)投手

Category : 選手レポート
間宮 宏樹(県岐阜商3年)投手 184/85 右/右

非常に脱力した、ゆったりと投げ込んでくるフォームです。その割に、ボールがビシッと来るので、そのギャップで打者が差し込まれるのが特徴。

(投球内容)

球速的には、常時135キロ前後と際立つものはありません。元々野手だったんでしょうか?あまり下半身が使えず、野手投げに見えるフォームです。変化球は、115キロ前後の横滑りするスライダーとチェンジアップのような沈みの浅いチェンジアップとのコンビネーション。

ベースカバーなどの入りは早く、動きはまずまず。クィックも1.1~1.2秒ぐらいで投げ込めるなど、投球以外の部分も悪くありません。「間」を意識して投げるように、マウンド捌きに問題はありません。右打者には、両サイドに投げ分けられるコントロールはあるのですが、左打者への制球がアバウとなところが、今後の課題でしょうか。

(投球フォーム)

<広がる可能性> ☆☆

引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、お尻は一塁側に落とせません。それでもフォークなどを多投するのですが、「着地」までの粘りもないので、フォークも落ち切れないでチェンジアップのようになっています。

もう少し「着地」までの粘りを意識して、身体を捻り出す時間を確保できないと、将来的にも良い変化球の習得は厳しいでしょう。

<ボールの支配> ☆☆☆

グラブは最後まで内に抱えられているので、両サイドへの投げ分けは安定。実際に右打者に対しては、かなりキッチリ投げ分けられています。しかし足の甲の押し付けが遅いので、どうしてもボール全体が上吊る傾向にあります。力んで投げると、それが顕著になるからのでしょうか?中々力を入れて投げられません。左打者に対しては苦手意識があるのでしょうか? リリースが不安定になり球筋が安定しません。この辺は、技術よりも意識や経験の問題だと思います。

<故障の可能性> ☆☆☆

お尻が落とせない割にフォークを多頭するのは、肘への負担が大きいはず。振り下ろす腕の角度には無理はないですし、力投派ではないので身体への負担は小さくは見えます。それでも肘を痛める可能性は否定できないだけに、故障には充分注意して手入れを怠らないようにして欲しいと思います。

<実戦的な術> ☆☆

「着地」までの粘りがないので、自然と「開き」も早くなり、打者からは合わせやすいフォームです。

また腕も振りも、身体に絡んで来るような躍動感がないので、腕の振りで球種が読まれてしまう可能性もありますし、打者も中々振ってくれません。ボールに体重を乗せるのは悪くないので、下半身の使い方が上手くなれば、もっと凄みのある球が投げられるのではないのでしょうか。

(最後に)

この体格で、この球は正直物足りません。実際身体には馬力がありそうですし、まだまだ速い球を投げる潜在能力は相当ありそうです。それをやってしまうと、恐らく制球の抑えが効かなくなるのでしょう。

しかしここは、あえてリミッターを外して、どのぐらいの球が投げられるのか可能性を追求しても良いのではないのでしょうか。そこから技術的なことを構築して行っても良いと思います。大学に進めば、そういった思い切ったこともできる時間があるはずです。ぜひ野球を続け、自分の可能性を追求して欲しいですね。

投球フォームの雰囲気は、「大魔神・佐々木主浩」に近いものを感じます。このままで終わって欲しくない、可能性を彼からは感じます。

(2012年 夏)
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テーマ : 野球全般
ジャンル : スポーツ

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