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斉藤 風多(西東京・日大三)投手

Category : 選手レポート
斉藤 風多(西東京・日大三)投手 181/81 右/右

昨年の甲子園でも登板した投手で、すでに2年時から140キロを超える球を投げ込んでいました。バランスの取れたフォームから、速球と変化球とのコンビネーションを上手く交えて抑える総合力で勝負するタイプです。

(第一印象)

正直、昨年からあまり変わった印象がありません。バランス型の投手でしたが、140キロ台中盤ぐらいまで出せるようになっていたら面白いなあと思っていたのですが、こちらの期待どおりには行きませんでした。

(投球内容)

ストレートの球速は、135~140キロ強ぐらい。横滑りするスライダーとのコンビネーション中心に、カーブで緩急をつけたり、フォークらしき沈む球もあるようです。特に立ち上がりを中心にボールが上吊る傾向が強いのですが、元来は両サイドにボール散らせて討ち取って行きます。

<広がる可能性>

お尻の落としに甘さが残るものの、ある程度は一塁側に落とすので、カーブやフォークといった球種を投げるのに無理はありません。ただもう少し上手くお尻を落とせるようにならないと、それぞれの球の曲がり・キレはもうひとつのままかもしれません。「着地」までの粘りもあり、身体をひねり出す時間も確保。将来的には、多彩な変化球を操れる投手になるのではないのでしょうか。

<ボールの支配>

グラブを内に抱えられるので、両サイドの投げ分けは安定。ただ足の甲での地面の押し付けが浅く、どうしてもボールが上吊ってしまう傾向が強く、ボールの大半は真ん中~高めに集中します。「球持ち」も浅いので、指先の感覚も、思ったほどよくありません。将来的に、細かいコントロールまで身につけられるのかは微妙です。

<故障のリスク>

ある程度お尻を落とせるので、身体をひねり出すスペースは確保でき、肘への負担は小さいはず。振り下ろす腕の角度を見ても、無理している感じはありません。そういった意味では、肩への負担も小さく故障の可能性は低いのではないのでしょうか。

<実戦的な術>

「着地」までの粘りはあるので、打者から合わせされやすいということはなさそう。身体の「開き」も平均的で、特別ボールの見所が早いこともないようです。ただフォーム全体に威圧感は・力感はないので、怖さがないのはネックです。

振り下ろした腕は身体に絡んでおり、速球と変化球の見分けは困難。体重移動も、思ったよりはボールに体重が乗せられているようには見えます。しかし球速の割に、ボールが手元まで来るような勢いはあまり感じられず、球威も打者の手元であまり感じられません。

(投球のまとめ)

「着地」までの粘りはあり、「開き」「体重移動」は並ぐらい。少し「球持ち」が悪いのが気になります。ただ一番気になるのは、昨年から伸びてないところでしょうか。

(最後に)

元々威圧感・嫌らしさがあるフォームではないので、典型的な大学タイプといった感じの好投手です。ただこのようなバランス型のフォーム・投球でも、球速がコンスタントに5キロ近く上がって来るようだと、イメージもだいぶ違って来るのではないのでしょうか。

大学では、球威・球速・制球力・変化球など、すべての部分でのレベルがアップが求められます。逆にそれができた時、大学球界での活躍のみならず、ドラフト候補としても名前が浮上して来るかもしれませんね。そんな成長を、密かに期待してみたいと思います。

(2012年 夏)
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テーマ : 野球全般
ジャンル : スポーツ

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